新しいもの・ことを生み出せる

場づくり・人づくりをデザインする

加藤恭子の「場づくり・人づくりデザイン研究室」へようこそ❗

プロフィール

プロフィール

加藤恭子(かとう・きょうこ)

Kyoko Kato, Ph.D.

芝浦工業大学 デザイン工学部 教授

(組織行動・人材開発)

Professor of Organizational Behavior and Human Resource Development

College of Design and Engineering

Shibaura Institute of Technology

新しいもの・ことを生み出せる人づくり・環境づくりを科学する

芝浦工業大学デザイン工学部教授。博士(労使関係・人材開発)。専門は経営学(組織行動論)。東京生まれ。学習院大学経済学部卒業後、海外経済協力基金(現国際協力機構:JICA)にて、経理及び中東・東欧への円借款業務に携わった後、渡米。イースタンミシガン大学で心理学(B.A.)、ミシガン州立大学にてMHRLR、Ph.Dを取得(労使関係・人材開発)。帰国後、高崎商科大学商学部非常勤・特任講師、芝浦工業大学大学院工学マネジメント研究科(MOT)を経て、2019年より現職。

自らの勤務経験から浮かんだ疑問:「組織内で人々が幸せに、やりがいを持って活躍するためにはどうすればよいのか」が研究の出発点となっており、以来男性労働者のワークライフバランス意識の醸成や彼ら(多数派)が生み出す職場への影響、人事評価と休暇取得の関連などについて調査・研究する一方で、自発的・創造的な行動を促す教育プログラムの作成にも熱心に取り組んでいる。近年は特にイノベーション教育、中でもイノベーティブな環境形成に影響を与える個人の要因、チームの要因、そして環境的要因との関係に注目しており、その一環としてリズムとチームの関係性や効果を学術的に明らかにしていくことも含まれる。

主な書籍として、芝浦MOT共著の「エンジニア・サバイバルのすすめ」(芙蓉書房出版)及び「イノベーション入門」(芙蓉書房出版)、金井壽宏、ペッカー橋田氏との共著「元気なチームは「リズム」で作る〜「調子に乗れる組織の育て方〜」(ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス)がある。

1989年(H1.3)   跡見学園高等学校 卒業

1989年(H1.4)   学習院大学 経済学部 入学

1993年(H5.3)   学習院大学 経済学部 卒業(B. S., Economics)

1993年(H5.4)   海外経済協力基金(OECF: 現国際協力機構- JICA) 入職

1997年(H9.9)   イースタンミシガン大学 心理学部 編入

1997年(H9.9)   Dept. of Psychology, Eastern Michigan University, Ypsilanti, MI, USA 

1999年(H11.5)   イースタンミシガン大学 心理学部 卒業(B.S., Psychology)

1999年(H11.9)    ミシガン州立大学 労使関係・人材開発 入学

1999年(H11.9)    School of Labor and Industrial Relations, Michigan State University, East Lansing, MI, USA

2001年(H13.5)   ミシガン州立大学 労使関係・人材開発 修了(Master of Human Resources and Labor Relations)

2001年(H13.9)   ミシガン州立大学 労使関係・人材開発 入学

2001年(H13.9)   School of Labor and Industrial Relations, Michigan State University, East Lansing, MI, USA

2008年(H20.5)   ミシガン州立大学 労使関係・人材開発 修了(Ph. D., Human Resources and Labor Relations)

2008年(H20.4)   高崎商科大学 商学部 非常勤講師 Faculty of Commerce, Takasaki Univerity of Commerce

2008年(H20.4)   Part-time Lecturer, Faculty of Commerce, Takasaki University of Commerce

2010年(H22.4)   高崎商科大学 商学部 特任講師 Lecturer. Faculty of Commerce, Takasaki University of Commerce

2014年(H26.4)   芝浦工業大学大学院 工学マネジメント研究科(MOT)准教授

2014年(H26.4)   Associate professor, Management of Technology (MOT), Shibaura Institute of Technology 

2019年(R1.4)    芝浦工業大学 デザイン工学部 准教授

2019年(R1.4)    Associate professor, College of Engineering and Design, Shibaura Institute of Technology2019年(R1.4)    2023年(R5.4)   芝浦工業大学 デザイン工学部 教授                                             

           Professor, College of Engineering and Design, Shibaura Institute of Technology

「ごあいさつ」でも紹介した通り、このブログは所属学部の学生さんとともに作成しています。ある打ち合わせの時に、学生さんから「このままだと、何となくカタい印象で、加藤先生らしさがあまり出ていない気がする。何か先生らしさが伝わるエピソードを入れたい。」というリクエストがありました。「私らしさ」についてあれこれ話をする中で、好きなことややってみたいことを「夢」という形で書いてみたらどうかという話になりました。書き出してみると、結局場づくり、人づくりに重なってしまっているのが本当に私らしいと思いますが、とりあえずお時間がある時にでも御覧ください(夢は今後増やしていく予定です!)。

ひそかな夢1:子どもと交流したい!

とにかく小さい子どもと遊ぶのが大好きです。小学校4年生くらいまでなら、会って10分で仲良くなれる自信があります。彼らの想像力の豊かさ、斬新な視点に触れるのはとても刺激的ですし、学びが沢山あります。また、どんなものでもあっという間に楽しい遊びにしてしまう能力も本当に素敵ですね。そんな子どもちゃん達と、いつでも遊べるようになったらいいな〜というのが私のひそかな夢のひとつです。私の専門を使って、子どもちゃんと接点を作れないか…そんなこともあれこれ考えています。

ひそかな夢2:大学学生寮の寮母さん

いつか大学学生寮の寮母さんにもなってみたいです。銭湯の番台みたいなところにちんまり座って、彼ら・彼女らを見守りつつ、元教員のスキルを活かして宿題の補助、研究の壁打ち相手、学校生活の相談、大学サバイバル術の伝授等々を請け負う仕事です…寮母というよりは管理人さんでしょうか(笑)。数年前に、所属大学の学生寮を管理してくださっている不動産会社の方と名刺交換する機会がありました。私の熱意を伝えたところ「先生から寮母さんは今までにないキャリアですね」と珍しがってもらえました。最初のつかみはOKかもしれません(笑)。

ひそかな夢3:集まる場(カフェ・スナック)づくり

「カフェ」や「スナック」が作りたいのではなく、その本質にとても興味を持っています。私が考えるカフェやスナックの本質は、①ふらっと立ち寄れる、②いつもそこに同じ人がいる、③隣に座った人が初見でも話ができる、④職位や立場に気兼ねすることなく、考えや意見を交換しあえる(ので、何かが生まれる可能性がある)…などでしょうか。

特定の目的や仕事、立場を離れて人と話す機会は、数十年前に比べると随分減っているような気がします。そんな中、このカフェ・スナックへ立ち寄ったことから驚くようなアイディアや企画が生まれ、携わった方々が人生において新しい幸せややりがいを見つけてくれたらと考えています。